ハーネス型安全帯特別教育について

高所作業の際に生命維持や姿勢保持の器具として用いられる安全帯には、様々な種類があります。

中でも複雑な形態をしているのが、フルハーネス型の安全帯です。

これは、胴体の全域にわたってハーネスを取り付ける形状になっており使用にあたっては特別教育をうけなくてはいけません。

なぜなら安全帯の取り付けを誤ると落下の危険にさらされるだけでなく、地上数メートルの現場で宙吊りになってしまうかもしれないからです。

さらに、ハーネス型安全帯には内蔵圧迫の危険も伴います。

このように扱いがとても繊細な器具なのです。

東京を中心に神奈川と千葉で特別教育を実施している技術技能講習センターでは、ハーネス型安全帯特別教育も実施しています

的確に装着しなくては、作業中でもそ径部や腕の付け根に負担がかかります。

長時間無理な姿勢を続ける作業員にとって、血流の阻害は血栓ができるリスクを招いてしまうのです。

突然死にもつながるこうした事項は絶対に避けなくてはいけません。

技術技能講習センターでは、東京の本部だけでなく千葉の会場なども利用してハーネス型安全帯特別教育を行います。

申し込みを行い受講料と場合によってはテキスト代を支払い講義を受けてください。

これは自身の安全を守るため、作業工程に遅れを出さないために必要なことです。

高所作業にこれから携わるという方には、必須でしょう。

作業員転職を考えている人も講習に参加することを検討し、応募する会社と相談してみてください。